考える場所

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すきま

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ソフトウェア開発プロジェクトの管理において、気を配ることのひとつがすきまだ。担当者を割り当てている機能と機能の間であったり、設計の工程と実装の工程の間であったり。担当者にこのくらいのことまでは見てくれよと期待してはいけない。担当者がどこまで目を配っているかを慎重に把握する。全体を推進するのに抜けているすきまがどこにあるかを見極める。それが管理者の仕事だ。

裏を返せば次のようにする責務が管理者にはあると言える。各担当者をあるスコープに集中させる。その機能であったり、その工程であったり。管理者がすきまをフォローすることが前提になっているから、あるいは次の工程にシフトするための厄介事を考えなくていいから、担当者は自分のスコープに集中することができる。そのように仕向けるのが管理者のミッションだ。

担当者によっては期待するよりも大きなスコープを見るかもしれない。それは嬉しい誤算だ。しかし逆の場合もある。だから慎重であるべきだ。ここまでのアウトプットを求めている、ということが伝わる必要がある。自分が伝えることもそうだが、担当者に伝わったことと担当者がそれにむかって動くことができているかを把握しなければならない。対象が人であるから、このようなすきまがありがちだということをリストアップするような方法論だけはうまくいかないだろう。